「あるあ…ねーよ!」 とか、「あるあるwwwねーよwwwww」 とか、口語体に似せた書き方をしたり、人によってはリアル社会で実際に口に出して使ったりもします。
お笑いの世界では、ノリツッコミはお約束のようなテクニックですし、インターネット以前の 「パソコン通信」 の時代にも、例えばテレビ番組 「クイズ 100人に聞きました」(TBS/ 1979年4月2日~1992年9月28日) で、司会者の関口宏の進行の元、ありえない回答に対しても、それが正解である、答えの中にその回答があるとの声援で、観客が発する 「ある!ある!ある!」 なんてフレーズが話題になっていたこともあり (このフレーズはかなり強烈で、いまだに使う人がかなりいますw)、こうした 「あるある」「それはないな」 みたいな云い回しは、昔から存在していました。
「あばばばば」 と来て、「あばばっあびゃばびゃばば」 とか、「おチンチンびろーん」 などにつながります。
元々は、携帯電話の 「au」(エーユー/ あう) ユーザを小バカにする煽りのための 「AA」 だったようで、その後改変バージョンも登場しました。 クマー関係はガイドライン板に専用スレッドが立ち、一大メジャーキャラですから、バリエーションは膨大な数となっていますが、「あばばばば」 系の基本形はこの形のようです。
語源ですが、本来は、「おちんちんビローン」 などにつながることから、赤ん坊などをあやす時の 「いないいないバア」 のようなノリの、「あばばばばぁ~」 が元ネタなんだと思います。 舐めきった語感と共に、相手を赤ん坊なみの幼稚な人間だと決め付けて煽るような感じでしょうか。 しかしあまりに見る人の神経を逆なでするおちょくり具合に、「これは使える」 とばかりに、あちこちに貼られるようになりました。
後に、いわゆる 「ネット右翼」(ネトウヨ) を罵倒する 「ウヨ脂肪」(ウヨ死亡) の 「AA」 にも 「あばばばば」 が使われるようになり、例えば保守政党や保守政治家が左よりっぽい発言や政策を打ち出した時に、「プギャー」「いい話ダナー」 などと一緒に、(残念でした)「あばばばば…ウヨ脂肪」 なんて罵倒するセリフともなっています。
「アクメ」(acmè) とは、フランス語で性的な絶頂のことで、同じフランス語でオルガスム (Orgasme)、英語だとオーガズム(Orgasm) などと同じ意味の言葉です。 なお絶頂にまで至っていないが、それに近い状態の顔は、「ヨガリ顔」 とか、「アヘ顔」 などとも呼びます。
この 「アクメ顔」、「18禁」 なアダルトマンガやエロマンガ、エロゲームなどでは、もっとも力を入れる大切な表現、シーンのひとつとなっていますね。 しばしば目は 「寄り目」 だったり 「白目」 をむく状態になり、口は大きく開けて、舌が飛び出したりします。 セリフもあえて野卑な感じで 「いぐぅぅぅぅぅ」 などと濁音を使って激しい口調にしたり、もう完全に動物状態です。
それまで楚々としておしとやかだった美少女キャラや、イラストワークとして精緻な髪型や服装の書き込みなどをしている作品の場合、キャラが壊れたかのようなこの 「アクメ顔」 とのギャップのインパクトはすさまじく、いきおい読者やプレイヤーの性的なボルテージも上がります。
この手の専門用語としては非常にシンプルな言葉で、語源や定義を必要としないわかり易いものとなっています。 ちなみにさらに略して 「コラ」 などとも呼びます。
「2ちゃんねる」 などの場合は、「>>」 もしくは 「>」 となります。 2ちゃんねる (あめぞう) タイプの掲示板以外の場合は、例えば元発言に掲示板の機能を使ってレスを返すことになりますが、特定発言にレスを返すことができない仕様の掲示板などでは、「>>」 の後に発言番号をつけて (例/ 発言番号 20なら、>>20)、それと分かるようにします。
インターネット以前の 「パソコン通信」 の時代にも、会議室 (電子掲示板) などで特定発言を番号で指定してレスする方法が一般的で (当時主流のコメントツリー形式の掲示板では、レス番号に不備があるとツリー構造が崩れるので、ほぼ必須の作法でした)、その際は 「RE:」 (例/ 発言番号 20なら、RE:20) などと表記していました。
どちらも専用のログ管理ツール (ブラウザのようなもの) を使うと、レスの元発言へのツリー表示が可能になったり、あるいはリンク設定が有効になったりするので、自分だけでなく他の掲示板利用者のためにも、なるべく使うのが作法とされます。 情報蓄積系のフォーラムなどでは、ローカルルールで厳しく定められているケースもあります。
カラー印刷の場合も 「網」 を撮るのは基本的には同じですが、とりわけ単色の場合、色そのものには情報がないので (紙の色とのコントラストの意味のみ)、新聞のモノクロ写真のようにこの 「網点」(ツブツブ) の大小や密度 (網点密度/ 「線数」) だけで、複数の階調を濃淡として表します。
「同人誌」 では 「本文」 であるモノクロのマンガページなどで写真を掲載するなどの場合に使いますが、凸版やオフセット印刷で印刷屋さんにこの処理を頼む場合、別途料金の掛かるのが普通です。 「Photoshop」 などのソフトとパソコンがあれば、簡単に自分で行うことも可能です。
由来はマンガ 「行け! 稲中卓球部」(古谷実/ 週刊ヤングマガジン/ 講談社/ 1993年14号~1996年47号) のセリフからですが、綴りが 「A BONE」(骨) であったことから、「削除して骨だけ残った」 からきているとの説も後で出てきたようです。 両論併記はしていますが、まぁ 「稲中卓球部」 が語源で間違いないでしょう。
なおこの 「あぼーん」 は、削除が転じて、逝ってしまった、ダメになった、消えた…などの意味で使われるようにもなっています。 例えばアニメのキャラクターやゲームのキャラクターが 「あぼんした」 なんて感じですね。
マンガやアニメ、ゲームやら 「同人」 の世界やらで 「アホの子」 と呼ぶ場合は、ちょっとした 「萌え」 の 「要素」 の1つと考えられ、おっちょこちょいな 「ドジっ子」「ドジっ娘」 などより天然っぽい (かといって完全な天然おバカキャラともちょっと違う)、頭の悪さが滲み出るような、文字通り 「阿呆」 っぽいキャラに使われるようです。
わりとしっかり者のイメージがある 「ツンデレ」 に比べると 「守ってあげたい」「失敗してもかばってあげたい」 と思わせるようなキャラで、他のキャラや 「カップリング」 相手から呆れられたり突っ込まれたり怒られたりすることではじめて特徴が際立つ、普遍的に人気のあるキャラ造形のひとつと云って良いでしょう。