【注意！】 - 「パクリ」(＝盗作)行為

　そもそも盗作行為は「クリエーター」としてやってはいけない行為です。これが発覚しても逮捕・起訴されることはないでしょうが、同人世界内で厳しく糾弾されます。結果としておそらくオンラインオフライン関係なく、同人世界にはいられなくなるでしょう。(商業出版の世界でも明白な盗作が発覚したらアウトですね)

　具体的にどういった行為がダメとかいうのは難しいのですが、絵(マンガ)においては、基本的に原作品もしくは既成作品の絵を「模写」または「トレス」した場合に同人世界において「パクリ」とみなされます。
　逆に、(著作権者的には同様の「著作権侵害」とみなされる可能性はあるのですが)キャラクターや世界観などを借りて作ったいわゆる「パロディもの」「二次創作作品」は独自に絵をおこしたものであれば同人世界ではパクリとはみなされません。

　一方、二次創作モノ小説(SS)においては、キャラクターの名前をすげ替えただけのものだと確実に「パクリ」とみなされます(全部自分で考えて書いた文章でないとアウト、ということです)。

　このうち「トレス」の問題については、「パクリ」と「模写・トレス」と「トレス検証サイト」の話も是非読んで下さい。結構「盗作行為」とされることをしてる人は多いです…。

　なお…一方で創作のアイディアとして同じ題材を選ぶ(ネタ被り)こともよくあることです(これは同人誌に限りませんが)。世界観やキャラクターの相関関係が似ている…といった「ネタ被り」は著作権侵害ではありません。絵についても「似ている」ポーズ・構図・絵柄を指して「パクり」と断定することは出来ません。…他にもこの問題は非常に色々なことを抱えているので、同人誌を読むだけの人も色々考えてみると良いでしょう。